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諸富家具とは

佐賀県指定(佐賀県指定伝統的地場産品)諸富家具・建具は伝統的な工芸品として佐賀県より地場産品の一つとして指定をうけており、今もなお伝統的な技術・技法を引き継ぎ製作されています。
産地としての諸富家具は、 筑後川をはさみ隣接する大川家具とともに発展してきました。1955年の諸富・大川橋の開通により、家具産地大川から資材の調達などの交通も発達し、諸富が家具産地として名をあげる始まりの一歩となりました。
現在、昨今の家具市場の成熟化とますます多様化するニーズに応えるために、諸富家具は従来の家具としての機能を充分みたしながらも、ライフスタイルの1シーンを演出するインテリアとして製造に力を注いでいます。本来の機能を果たす商品の企画からデザイン的にも優れた家具、特化した技術とオリジナリティでユニークな椅子やテーブルなどを製造するメーカーもあります。
また、木工製品ではオーダーメイドのプレート・時計などにレーザーで焼き込みをする企業など、個性あふれる企業群です。
さらに、特注家具専門の企業では、施設の什器、バリアフリー家具など開発・製造のほか、インテリアの企画から施工まで取り扱う企業などなど、個性あふれる企業群です。

家具産地 諸富家具の誕生

昭和40年代、高度経済成長が進み、企業誘致のもと豊富な労働力と広い土地を求めて、大川から橋を渡り家具関連事業が諸富へ押し寄せてきました。昭和41年に諸富橋、大川橋が無料開放されると企業進出に拍車がかかりました。 家具の町諸富として形成を整え始めたのは、昭和44年。事業所が16社から一気に倍増して30社の家具メーカーが誕生してからで、その後、産地形成のテンポはめざましく、昭和49年までの6年間、出荷額の対前年伸び率は、各年30%から80%近くの驚くべき成長を遂げました。昭和55年には年間出荷額は100億円を超え、九州での家具産地としては、大川に次いで第2位の出荷額を確保し、新しい家具産地として確立することになりました。

諸富家具の今。くすぐる家具造り

産地としての諸富家具は、筑後川をはさみ隣接する大川家具と共に発展してきました。
しかし、昨今の家具市場の成熟化と益々多様化するニーズに応えるために、諸富家具は従来の家具としての機能を充分満たしながらも、ライフスタイルの一シーンを演出するインテリアとしての機能を果たす商品の企画から、デザイン的にも優れた家具の製造にカを注いでいます。
また近年では、新しい需要開拓の一環として海外展開を始める企業も増えてきました。中国・台湾や東南アジアの諸国に店舗展開をしたり、家具見本市への出展や現地生産を行ったりしています。
これからも、暮らしを豊かにする家具づくりを目指して、様々な取り組みをしていきたいと考えています。

諸富町の歴史

諸富町の歴史は徐福の伝説とともにあります。  
今から2200年前、秦の始皇帝は中国統一を果たした後、不老不死を求め、
徐福にその妙薬を探す命を下しました。徐福は童男童女3000人を連れて、有明海に着きました。
徐福は大きな盃を浮かべて、盃がたどり着いたところに上陸をすることにしました。
盃は諸富町寺井津にたどり着き、人々はそこを浮盃(ぶばい)と呼ぶようになりました。
このほか、上陸した徐福一行は生い茂る葦を払いながら進んだので、片側だけの葦の葉「片葉の葦」が
上陸地から上流の川岸一帯に生えています。また、北の聖地にビャクシンを植えたと伝えられていますが、
新北神社の境内に樹齢2200年と推定される全国でも珍しいビャクシンが自生しています。
このように諸富町のいたる所に徐福ゆかりのスポットと伝承があります。
諸富家具は、隣接する大川家具と同様に、当初は筑後川の水運を利用して船大工や木工業を営んでいましたが、旧国鉄の佐賀線の開通や筑後川への架橋で諸富町への家具業界の進出が盛んになりました。
また近年では、産業振興を図るために工場誘致が図られ、産業都市としての機能もあわせ持つようになりました。

 

ブランドスローガン

時代と生む良品 諸富家具

ブランドメッセージ

時代と生む良品 諸富家具

 
諸富家具産地は、小さな産地。
でも、そこに集まるのはジャンルを超えた木工の専門家たち。
こどもから大人まで。
くらしを快適にするものから、楽しくするものまで。
さまざまな良品を届けてきた、諸富の歴史。

その家具にこめてきたものは、
ゆるぎない技術、素材のたしかさ、
そして何より、作り手としての誇り。

そして、個性ゆたかな 家具の異業種が集まる私たちだから、
互いの資産や知恵を活かしあって、
時代に寄りそった価値をお届けしたい。

変化する時代の風を互いにつかまえながら、
「今」をかたちにしたい。
使い手不在の最先端も、
ひとりよがりの作品も、
無責任な利益主義も、いらない。
私たちがめざすのは、 時代に愛される、うそのない良品。
いつも、時代の真ん中に。諸富家具

 

[言葉選びの背景]

時代⇒ 使い手不在の最先端ではなく、あくまで時代と並走して、寄り添ってという意思を示した言葉。
生む⇒ 自ら、という能動的な意思を示した言葉。
良品⇒ 諸富が提供してきたのもは歴史に残る名品や逸品ではなく、あくまでも普通の人が使う量販店や普通品。
でも、決して安ものではなくて、日本人らしい丁寧な誠実な仕事で、素材や手間も惜しんで作ってきたもの。
これまで通り良品をつくる、提供するという精神をもちながら、今後は、時代に寄り添っていくという考えを
組合各社が持つことで、より諸富組合や産地が全体として発展していく
のではないでしょうか。
先取るのではなく、時代とともに寄り添い、時代の真ん中にい続ける諸富家具です。

 

[mimo]

諸富町はもともと、『諸々』の人が『富む』という意味があると言われています。

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ブランドポリシー

【諸富家具憲章】

家具・インテリアこそ人々の日常から世界を彩り、人々に生きる実感と歓びを与えてくれる大切な世界である。
諸富家具は、 「時代と生む良品」 を皆様にお届けし、家具・インテリアの未来を築きあげていく為、ここに憲章を定めます。

1.使い手のいまを、見つめる。

諸富家具は、いまを生きるひとのために存在します。
時代の先端でも、末端でもなく、現在のくらしと調和するもの。
私たちが考える良品とは、使うひとの声に耳を傾けてつくり続けます。

2.木の可能性を、探究する。

諸富は木工職人が生きる町。
木のクセを読み、素材を生かす匠がいます。
木だからこそ出せる独特の色、風合い、加工、木を生かした諸富ならではの良品をつくります。

3.ひとがいる、心を尽くす。

ものがあふれた時代だからこそ、ひとが関わる意味をもつ良品をお届けします。
本当に必要なものを、技術と心を込めて。
諸富は、量ではなく、質を大切にします。

4.多様なくらしに、応える。

企画、資材調達、加工、製造など様々な企業の集合体である諸富家具は、産地内でトータルにサポートします。
シーンごとに必要な良品で、多様なくらしに、お応えします。

5.次世代へつなぐ、育てる。

企画、資材調達、加工、製造良品を生み続ける諸富であるために、これからの作り手を育てます。
そして、木のぬくもりと共にくらす喜びを提供し続けることで、地域の子供たちに自然やものづくりの素晴らしさを伝えていきます。

2011年11月20日制定